『ターミネーター』新作V2!『すみっコぐらし』2位に浮上
土日2日間(11月16日〜11月17日)の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』が2週連続の1位を獲得した。
8日に公開され、初日からの3日間で観客動員数44万9,565人、興行収入6億3,728万円の好スタートを切っていた同作が今週も1位。1991年公開の大ヒットSFアクション大作『ターミネーター2』の正統な続編とされ、未来のアンドロイドT-800を演じるアーノルド・シュワルツェネッガーとともにカムバックを果たしたサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンのかっこよさも好評だ。
先週の3位からランキングを上げて2位となったのはSNSを中心に話題の『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』。たれぱんだ、リラックマなどのキャラクターで知られるサンエックスによるアニメーション作品は、土日2日間で動員33万4,980人、興収4億509万2,800円を記録。この興収は前週比150%という数字で、絶好調な推移となっている。
トップ5はホラー映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が2位から3位に。『ジョーカー』と『マチネの終わりに』はどちらも先週から変わらず4位と5位をキープしている。
また、公開4週目の『冴えない彼女の育てかた Fine』は10位から順位をあげて6位にランクアップ。原作・丸戸史明とイラスト・深崎暮人のライトノベルシリーズを原作にしたアニメの劇場版で、主人公が桜が舞う坂道で出会った美少女をヒロインに同人ゲームの制作に挑む姿を映し出す。
新作ではジェラルド・バトラーがシークレットサービスを演じるアクションシリーズの新作『エンド・オブ・ステイツ』が8位に入った。『エンド・オブ・ホワイトハウス』(2013)、『エンド・オブ・キングダム』(2016)に続く今作では主人公マイク・バニング(バトラー)がアメリカ大統領の暗殺未遂事件の容疑者になってしまう……。
今週は『アナと雪の女王2』『ゾンビランド:ダブルタップ』『決算!忠臣蔵』『EXIT』『フラグタイム』などが公開される。(ランキング・数字などは興行通信社、配給調べ)(編集部・海江田宗)
【2019年11月16日〜11月17日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『ターミネーター:ニュー・フェイト』:2週目
2(3)『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』:2週目
3(2)『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』:3週目
4(4)『ジョーカー』:7週目
5(5)『マチネの終わりに』:3週目
6(10)『冴えない彼女の育てかた Fine』:4週目
7(9)『マレフィセント2』:5週目
8(初)『エンド・オブ・ステイツ』:1週目
9(7)『ひとよ』:2週目
10(6)『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』:2週目