およそ20年にわたり中国からアメリカ・ワシントンの動物園に貸し出されている2頭のパンダが、2020年以降に返還されるおそれがあると、有力紙「ワシントン・ポスト」が27日、「パンダが米中貿易摩擦に巻き込まれる?」という見出しで報じた。パンダの貸し出しに関する中国と動物園の契約は2020年の12月7日に切れるが、現時点で更新に向けた話し合いは始まっていないという。NHKニュースが報じた。

動物園側は契約を延長したい意向だが、貿易摩擦による両国の関係悪化により中国側の反応が予測できなくなっているとして、「中国がワシントンのパンダをゼロにしないよう望んでいる」と話している。

「パンダが米中貿易摩擦に巻き込まれる?」米有力紙報道(NHKニュース)