盗撮に使われたラバーカップ(画像は『中時電子報 2019年5月5日付「愛看日本A片 超商通便器偷拍狼落網」(謝明俊翻攝)』のスクリーンショット)

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台湾・台北市で、コンビニエンスストアやカフェのトイレに小型カメラを仕掛け盗撮をしていた男が逮捕された。男はOLや学生が多い地下鉄駅の近くにあるコンビニエンスストアやカフェを狙い、犯行を繰り返していた。『中時電子報』『自由時報』『蘋果日報』などが伝えている。

逮捕されたのは新北市に住む自称ITエンジニアの男(47歳)で、ラバーカップに小さな穴を開けてカメラを取り付け、コンビニやカフェでトイレを利用するふりをして便器のそばに置き盗撮していた。

盗撮が発覚したのは今月3日。公館駅近くのコンビニエンスストアを利用した男性がトイレに入った際、ラバーカップの異常に気付き、店員に知らせた。しばらくすると大安駅近くのコンビニエンスストアでも同様の手口の盗撮が発覚し、警察では2つの盗撮事件を追っていた。

警察は防犯カメラの映像と地下鉄のICカードの利用記録から容疑者を特定し4日夜、男の自宅前で身柄を確保した。男は当初、調べに応じる姿勢を見せていたが隙を見て逃走しようとしたため取り押さえられたという。男の鞄からは小型カメラを取り付けたラバーカップ2本が見つかり、動かぬ証拠となった。

調べに対し男は容疑を認めており、「日本のアダルトビデオが好きでトイレの盗撮に興味を持つようになった」と供述。カメラを3か所に設置し、毎日5〜6時間録画していたという。見つかったカメラのメモリーカードには50GB分の盗撮動画があり、少なくとも男女30人が被害に遭ったもようだ。警察は秘密妨害罪で男を送検し、そのほかの被害者がいないか調べを進めるとしている。

画像は『中時電子報 2019年5月5日付「愛看日本A片 超商通便器偷拍狼落網」(謝明俊翻攝)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)