シュミット・ダニエル(撮影:岸本勉/PICSPORT)

写真拡大 (全19枚)

26日、日本代表はボリビアを1-0で下した。この試合でシュミット・ダニエルは自身で初めてというキャプテンマークを腕に巻いた。

試合がスタートしたときのキャプテンは香川真司。68分に香川が交代するとき、キャプテンマークを託したのは小林祐希だった。ところが小林も同じタイミングで交代することになり、小林はマークをシュミットに渡した。


(撮影:岸本勉/PICSPORT)


「あれは本当は(西)大伍君に渡す予定だったのに(小林)祐希君が聞き間違えて俺に来たっぽいです。巻きました。最後まで巻きました。でも試合が終わったのと同時に、キャプテンマークは今まで一回も巻いたことがないので、早く取りたくて、すぐ(柴崎)岳君に渡しました(笑)」

いつかキャプテンマークを巻くのが居心地がよくなるかもしれない。そう聞かれたシュミットは「がんばります」と笑顔になった。

今回の合宿中、シュミットはキャッチングとハイボールへの対応で好調ぶりをアピールしていた。決して大言壮語するタイプではないが、「ちょっと慣れてきた感じはあったかなと思います。体は動いてました」と自信を持って語っていた。

「最後まで集中してプレーできたし、CKも3本かあってその中でしっかり飛び出せたし、自分では、やることはやったと思います」

「練習のときから、ちょっと前に出てセンターバックとの距離を縮めて、パスのタイミングを崩さないようにと監督から言われていたので、それを表現したいと思っていました」

まだ正GKの座を誰も射止めていないこのチームで、シュミットは抜け出すことができるだろうか。・

「あとはチームでどれだけできるかだと思うので。チームを上に上げることができればアピールになると思うので、そこをがんばります」

森保一監督が初めて招集した2018年9月から半年、シュミットは日本代表の中にしっかりと自分の居場所を見つけたようだ。落ち着いた語り口調の中に自信が見えた。

【テキスト:森雅史/日本蹴球合同会社、撮影:岸本勉/PICSPORT】

(撮影:岸本勉/PICSPORT)



(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 安西幸輝

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 宇佐美貴史

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 宇佐美貴史、小林祐希

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 鎌田大地

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 鎌田大地

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 鎌田大地、中島翔哉

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 中島翔哉

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 鎌田大地、南野拓実、柴崎岳、中島翔哉

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 乾貴士

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 乾貴士

(撮影:岸本勉/PICSPORT)



(撮影:岸本勉/PICSPORT)



(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 佐々木翔

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 三浦弦太

(撮影:岸本勉/PICSPORT)