イスコ、“ある条件”次第でマドリー残留へ

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レアル・マドリーに所属するスペイン代表MFイスコ(26)が残留を選ぶ上で、一つの条件が提示されているようだ。スペイン『アス』が報じた。

フレン・ロペテギ前監督が解任されて以降、大幅に出番を減らしているイスコ。マンチェスター・シティやインテル、ユベントス、パリ・サンジェルマン(PSG)など数々のメガクラブからの関心が取り沙汰されているが、当人がマドリー残留を希望していることも伝えられている。

しかし、イスコ残留のためには一つの条件があるようで、それはサンティアゴ・ソラーリ現監督が今シーズン限りで任を退くことだ。イスコはソラーリ監督下ではわずか491分間しかプレー時間が与えられておらず、チームが成績を上昇させているのと反比例するかのように状況を悪くしている。第二子が生まれる間近のイスコにスペインから家族を連れだす意思は薄いが、現状に我慢できるのも夏までのようだ。

クラブはイスコをチームの中でも最高峰の市場価値を持つ選手と評価しており、同選手の去就が今年夏の移籍市場での補強を左右する可能性も。なお、もし退団する場合には移籍金8600万ユーロ(約107億円)の準備も伝えられるシティが有力とされている。しかし、マドリーは1億ユーロ(約124億円)以上での売却のみを期待しているようで、まだまだ去就を取り巻く情報は錯綜しそうだ。