23日放送、TBS「S☆1」では、メジャーリーグへの移籍交渉を進めている菊池雄星を取材。期限が近づく中で菊池に心境を聞いた。

日本人左腕では最速タイとなる最速158キロのストレートを持つ現役最強左腕は、ポスティングシステムでメジャー挑戦を決めた。現在、移籍交渉のためロサンゼルスに滞在している。

ポスティングシステムによる移籍交渉期限は、来年の1月3日に迫っている。「まだチームが決まっていないので、本当に決まるのかなという不安はある」という菊池は、「年を越しても当たり前ぐらいの心づもりではいる」と語った。

移籍に向けた最大のキーマンとなるのが、代理人のスコット・ボラス。松坂大輔のメジャー移籍を実現させた大物エージェントだ。そのボラスは「多くのメジャー球団が菊池に対して興味を持っている。投手としての成長を各球団が高く評価している」と、菊池に太鼓判を押している。

10球団以上が興味を寄せていると言われる中、菊池は22日にボラスと2時間半にわたってミーティング。ボラスに「強くなっているか?」と聞かれ、菊池は「状態は上がっています」と答えた。

菊池は「中身の濃いミーティングができた」とコメント。「要望も伝えましたけど、僕らはスコットを100%信じて、あとは待つだけなので、改めてよろしくお願いしますと伝えました」と明かした。