16日放送、テレビ東京「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」では、ピース・又吉直樹が読売巨人軍の原辰徳監督にインタビュー。覇権奪回のカギを握る、意見相反するポリシーを聞いた。

かつて2度にわたる政権時に数々の実績を残してきた原監督だが、「多少のキャリア、これはもう捨てようと思いました」と明かす。

キャリアは役立つものとしたうえで、原監督は「自分の中で一番前に置いていってしまったら、僕の成長もない」「選手たちにもうまく伝わらないのではないか」「垣根を逆につくってしまうんじゃないか」と、過去の実績に甘んじてはいけないと述べた。

3年間現場から離れていた原監督は、外から見て「やっぱり原点だなと思ったのが、のびのびと好きな野球をやる」ことだと話す。

「大きな夢に向かって失敗を恐れない、攻撃的なプレーというものが少年時代にあったはず」という原監督は、「失敗なんか考えないで、もう成功しか考えないで立ち向かうっていうのが、のびのびであり、青春」と思いを語った。

一方で、「若手を育成することも大事な作業」としながら、「目的は勝つことですから。勝つためにどういう人員の中で、メンバーで戦うか、そこも大事なところ」と、補強は必要とも語る。

若手の育成と補強は考え方として共存し得るのかとの問いに、原監督は「絶対共存です。しかし、そこにあるのは実力至上主義」とコメント。「強い者がゲームに出る」ことが選手に公平さを感じさせるとし、「そこは絶対に譲らないし、逆に言うと、そこに年齢はない」と続けた。

「勝つことがファーストミッション」と話していた原監督は、「目的は勝つこと。勝つためにどうするかっていうことがやっぱり一番の部分。これはやっぱり譲れない」とコメント。「のびのびとチャレンジすることが大事」と述べた。