「おばあちゃんは私達のそばにいる」と妊婦は涙(画像は『Liverpool Echo 2018年4月26日付「Mum-to-be shocked to see ‘dead grandmother’s face’ in baby scan」』のスクリーンショット)

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妊婦さんにとって、超音波検査(エコー検査)などでお腹の我が子を目にすることはひとしお嬉しい瞬間であろう。しかしイギリスに住むある妊婦のエコー写真には、愛する我が子の他にもう一人映っていた。英メディア『Liverpool Echo』『Mirror』が伝えている。

英マージサイド州ノーズリー在住のステファニー・ジャクソンさん(Stephanie Jackson、32)とパートナーのマイケル・デイビスさん(Michael Davies)には、今年7月に待望の我が子が誕生する予定だ。

実はマイケルさん、以前交際していた女性との間に2人の子がおり、その時に精管切除術(パイプカット)を受けていた。しかしステファニーさんと交際してから彼女との間に子供が欲しいと思うようになり昨年、精管再吻合手術(精管の修復)に踏み切っていた。ステファニーさんも子供が授かるよう、いつも亡くなった祖母に‟お祈り”をしていたという。

そして幸運にも赤ちゃんが授かり、18週の超音波検査を受けた時のこと。エコー写真を見たステファニーさんの母親が、こう言ったそうだ。

「なんてこと! あなたのおばあちゃんがここにいるわよ。」

指差した胎児の右上の部分に、ステファニーさんの祖母メアリー・ジャクソンさんの顔が浮かぶように映っていたのである。後にステファニーさんはこのように明かした。

「母親に言われて、私もすぐおばあちゃんの顔に気付きました。もう14年も前に亡くなっているのに、感激のあまり涙が止まりませんでした。あまりに素晴らしいことだったから…。だっておばあちゃんは私達のそばにいるんですよ。」

ステファニーさんの家族や友人もエコー写真の中にメアリーさんを見つけることができ、おばや従妹達は「メアリーさんが天から見守っているのを感じる」と話していたという。ところがマイケルさんは当初、メアリーさんを認識することができなかった。

しかしステファニーさんが職場にいるマイケルさんに電話を入れた時、彼から「仕事場のみんなが、これは普通じゃないって、この写真は素晴らしいって言ってるよ」と返ってきた。同僚らは一旦仕事を止めて、エコー写真に見入っている様子だった。そしてマイケルさんも、ようやくメアリーさんの姿が分かるようになった。

また先月20日にステファニーさんのおじの葬儀の際、その場に居合わせた人のほとんどがメアリーさんを感じることができたという。それだけではなくステファニーさんは昨年、霊媒師のもとを訪ねており「あなたのおばあちゃんが赤ちゃんを膝にのせているのが見える」と言われて非常に驚いたそうだ。

ステファニーさんは今回のことについて、「私はいつもおばあちゃんに、赤ちゃんを授けて下さいとお願いしていました。100パーセント言い切れます。私を見守ってくれていると…。妊娠した私がナーバスになっているのを見て、“何も心配しなくていいのよ。私がそばにいるからね”って伝えるために超音波の写真の中に姿を現したと信じています」と語っている。

ステファニーさんにとって、7月の出産時にもメアリーさんがそばについて見守っていると感じられることであろう。

画像は『Liverpool Echo 2018年4月26日付「Mum-to-be shocked to see ‘dead grandmother’s face’ in baby scan」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)