香りが強く、やわらかくて甘い... 幻といわれた「難波葱」が復活
[ちちんぷいぷい―毎日放送] 2018年1月19日放送の「これどうなん?ニュース」のコーナーで、難波葱について紹介していました。
2017年「なにわの伝統野菜」に認証
1月18日、大阪・難波にある高島屋の前に突如できた大行列。みなさんがもらっていたのは、2017年「なにわの伝統野菜」に認証された幻の難波葱でした。
画像は大阪市ホームページより
難波葱は明治時代、南海電鉄・難波駅周辺で盛んに栽培されていました。しかし、農地の宅地化などで生産が激減、一時は市場から消え「幻の野菜」といわれていました。
それが今、復活の兆しをみせているのです。
難波葱は大阪市住吉区の住宅街の畑で育てられています。今が旬で特長は、ぬめりが強く、かおりが強く、やわらかくて非常に甘いことです。
ほかのネギにはない、ぬめりが甘みのもとだといいます。以前は、この独特のぬめりが機械作業に適さないなどの理由で敬遠されてきましたが、ここ数年そのおいしさが見直され、復活へとつながってきたのです。
今が旬とのことなので、是非一度食べてみたいです。(ライター:Nana.)