誰でも簡単に和風の味付けができるペースト調味料「ねりッチ」を使って実際に調理してみた
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万能調味料は数多くありますが、最近はチューブ入りで使いやすいペースト調味料がよく見られます。ヒガシマル醤油から新しく登場した和風ペースト調味料「ねりッチ」2種類をスーパーで見かけたのでさっそく入手。和風のペースト調味料とは一体どんなものなのか、実際に使って調理してみました。
ねりッチ しょうゆ白湯だし|【ヒガシマル醤油】
http://www.higashimaru.co.jp/products/detail/pdt0097.html
http://www.higashimaru.co.jp/products/detail/pdt0098.html
この手のペースト調味料では、和風調味料「ねりッチ」は「しょうゆ白湯だし」と「みそ豚骨だし」の2種類あります。
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タテ138.1mmのiPhone 6と並べたところ。チューブは片手でちょうど持てるぐらいの大きさ。
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まずは「ねりッチ しょうゆ白湯だし」を使って「パラパラ焼めし」「海鮮焼そば」「おつまみきゅうり」を、公式サイトに紹介されていたレシピを用いて実際に作ってみることに。
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「ねりッチ しょうゆ白湯だし」の原材料には「しょうゆ(本醸造)」の他に「チキンエキス」「かつおエキス」「ポークエキス」「しいたけエキス」などうま味のもとが含まれています。
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内容量は160g、鍋1人前に使う20gで50kcalとのこと。
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色はキャラメルのような飴色。少し匙にとって味見してみたところ、醤油とだしのうま味をはっきりと感じます。塩味もついているので、醤油や塩を別途用意しなくても、「ねりッチ しょうゆ白湯だし」だけで味付けが可能。
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まずは「パラパラ焼めし」を1人前。具は刻んだネギとハム、ニンジンです。
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「ねりッチ しょうゆ白湯だし」を10g用意。キャップ1周分で10gということでしたが、感覚をつかむために秤で量りながら絞り出しました。チューブのキャップより一回り大きい程度に円を1周分描くよう出せば、およそ10gになります。
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フライパンに油を引いたら……
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ハムとニンジンを中火でさっと炒めます。
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具を一度別の皿に移したら、フライパンに再度油を引き、溶き卵を入れて即座にご飯も投入、しっかり炒めます。
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頃合いを見て先ほど炒めたハムとニンジンを加え……
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さらに刻みネギと「ねりッチ しょうゆ白湯だし」を投入。
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しっかり炒めて盛り付けます。具を刻むのも含めてだいたい15分ほどで完成。
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食べてみると醤油とだしの風味が利いていて、中華料理のチャーハンではなく、いかにも家庭で食べる和風の焼めしです。さらにニンジンの甘みも手伝ってかなり優しい仕上がり。ただ、試食した編集部員からは「少し味が薄いかも」という意見もあったので、もう少し濃い味が好みであれば、炒める段階で味見しながら「ねりッチ しょうゆ白湯だし」をもう少し追加してもOK。
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ついでに焼めしの付け合わせとしてスープを用意。「ねりッチ しょうゆ白湯だし」をお湯に溶かし、刻みネギを散らしただけ。合間合間に飲むと焼きめしの油分をさっぱりと流してくれて、味の相性もばっちり。
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次に「海鮮焼そば」。麺の他に具は豚バラ肉とエビ、イカ、ニンジン、キャベツ、もやしです。豚バラ肉とキャベツ、ニンジンはあらかじめ食べやすい大きさに切っておきます。エビとイカは冷凍されていたものを解凍済。
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フライパンに油を引いて、具を炒めていきます。
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エビやイカにしっかり火を通ったら「ねりッチ しょうゆ白湯だし」を40g投入。キャップより一回り大きい程度の円を4回描くように入れればOK。
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頃合いを見て焼きそばの麺を入れ、手早く絡めていきます。
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盛り付けたらできあがり。完成までこれもだいたい15分ほど。だしの香りとエビの香ばしい匂いが食欲をそそります。実際に食べてみると、ちょうどよい塩加減。だしの風味と海鮮具材の風味がマッチしていて、単なる塩味ではなく、奥行きのあるマイルドな味わいに仕上がっています。
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3品目は「おつまみきゅうり」。まな板の上においたきゅうりに塩をまぶし、おしつけるように転がして塩をなじませます。
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そのあと麺棒で叩いて割ります。こうすることで味が染み込みやすくなるというわけ。
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一口大にカットしたら、ポリ袋にきゅうりと「ねりッチ しょうゆ白湯だし」を入れ、よくもみ込んでから冷蔵庫で30分ほど寝かせます。
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盛り付けたら青じそを載せてできあがり。作っている時は「これだけ調味料をもみこんで塩辛くならないだろうか」と心配しましたが、意外にもあっさりしていて、ちょっとした箸休めにぴったり。
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今度は「ねりッチ みそ豚骨だし」。公式サイトで紹介されている「みそ豚骨だし」を使うレシピの中から、「ホルモン焼うどん」「豚肉のしょうが焼き」「カラフル野菜と味噌のディップ」の3品を作ってみます。みそ豚骨の味で豚肉のしょうが焼きを作ったら一体どうなるのかむちゃくちゃ気になるところ。
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裏を見ると原材料名のトップには「みそ」が来ています。
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内容量は160gで、鍋1人前20gが54kcalとのこと。
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封をあけると甘辛い味噌の香り。味見してみると甘辛めの味で、「しょうゆ白湯だし」と比べるとより濃厚でコクがあります。また、色も赤味の強い濃茶色。ちゃんと塩辛さもあるのですが、味噌のおかげでトゲトゲしさは感じません。
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まずは「ホルモン焼うどん」。具はキャベツ、ニラ、もやし、タマネギ、ニンジン、メインのホルモンはシマチョウ(牛の大腸)を使用します。
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うどんとニラ以外をフライパンに投入。ホルモンからたっぷり出てくる油で野菜を炒めるように焼いていきます。
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具に火が通ってきたら、「ねりッチ みそ豚骨だし」を40gほど入れて全体に絡めるように炒めていきます。
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うどんとニラを投入、この時少しだけお湯を入れてほぐすように炒めていくのがコツ。
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15分ほどで完成したのがこちら。焼けたホルモンの脂と味噌の香りがキッチンを包み、見ていた編集部員も「これは絶対うまそう!」と思わず声をあげていました。一口食べると味噌のコクとホルモンのうま味が見事にマッチしていてかなりアリ。具材を炒めてペースト調味料だけで味付けしただけとは思えないくらいに本格的な味わいです。
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つづいて「豚肉のしょうが焼き」。まずは油を引いたフライパンに豚ロース肉を1枚ずつ乗せて、中火で焼いていきます。
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焼き色がついてきたら「ねりッチ みそ豚骨だし」とおろししょうがを投入。
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肉に調味料を焼き絡めていくと辺りは一気に味噌の甘い香りに包まれて、食欲が刺激されます。
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キャベツの千切りと一緒に盛り付け。味付けのたれの調合や下味の処理など、しょうが焼をちゃんと作ると意外に手間がかかりますが、「ねりッチ みそ豚骨だし」を使えばわずか15分で完成。
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食べてみると、醤油とみりんで味付けする一般的なしょうが焼きとは少し違いますが、これはこれでアリ。ただしょうが焼きというには少し薄味で、わずかに物足りなさを覚えました。しょうがはよく効いているのですが、豚ロースの味が強いのでもうちょっとだけ濃厚さが欲しいところ。
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一緒に試食した編集部員が提案した通りに「追いねりッチ」をして食べてみると、味のバランスが激烈に良くなり、一気に白いご飯が欲しくなる濃厚さになりました。味噌の甘みとしょうがの風味は思っていた以上にぴったり。
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「カラフル野菜と味噌のディップ」は、スティック状に野菜を切って用意するだけ。ディップするソースは「ねりッチ みそ豚骨だし」をそのまま使用。
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マヨネーズやバーニャカウダーなどがメジャーな野菜スティックですが、シャキシャキした野菜に甘辛な味噌の風味もよく合います。「もろきゅう」に近い味わいで、これはお酒のつまみになりそう。
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実際に「ねりッチ」を使って分かったのは、とにかく簡単に味付けができてしまうということ。色んな調味料をそれぞれ分量を量りながら使うのはもちろん大事なのですが、一方でかなり面倒くさく、手間がかかるのも事実。忙しい合間を縫って調理する場合、また料理そのものにあまり慣れていない場合には、ペースト調味料1本で事足りるというのはシンプルで非常に便利。「具材を切って『ねりッチ』を入れて炒めるだけ」なので、料理の時間も大幅に短縮できます。また、ディップやつけだれとしてそのまま使えてしまうのも大きなメリット。ただし、どちらも和風調味料ということでマイルドな味付けになっているため、濃い味付けが好みの場合は少し多めに使うのがおすすめです。
「ねりッチ しょうゆ白湯だし」「ねりッチ みそ豚骨だし」は全国のスーパーで入手可能、希望小売価格は税込410円となっています。またAmazon.co.jpでは「ねりッチ しょうゆ白湯だし」「ねりッチ みそ豚骨だし」共に2本セットで821円、1本当たり税込410円。以下のリンクからも入手可能です。
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