AFX通信によると、米信用格付け大手のムーディーズ･インベスターズ･サービスは22日、米自動車2位のフォード・モーターが21日に2005年の最終利益見通しを下方修正したことを受け、同社の長期債務の格付けを現在の「Baa3」からさらに引き下げる方向で検討中であると発表した。また、フォード・モーター・クレジットの長期格付け「Baa2」と短期格付け「プライム2」についても、それぞれ引き下げる方向としている。ムーディーズは今後、北米市場における競争の激化が、フォードの市場シェアや価格設定にどう影響するか再検討を行うとしている。同社の株価はニューヨーク市場で22日、前日比4.39％安の10.68ドルで引けた。【了】