auが1日980円の『世界データ定額』を7月22日より提供開始。海外でも日本のデータ通信容量が使える

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auが「世界データ定額」を明日7月22日に開始します。1日980円で、海外でも日本で加入しているデータ定額プランの容量を利用可能。アジア・北米・欧州・オセアニア・アフリカなど、日本人の海外渡航先の約7割にあたる32の国と地域で利用できます。auの「世界データ定額」は、利用開始から24時間、日本で加入しているデータ定額プランの容量をそのまま海外で使えるサービスです。従来の海外ローミングは、1日24.4MBまでのデータ通信で1980円、それを超える通信は1日2980円と高額でした。また、1日の基準が日本時間の0時〜24時となっており、タイムゾーンの異なる海外では使い勝手に難がありました。

一方の世界データ定額では、利用開始時点から24時間を1日と数えます。このため、渡航先に夕方に到着した場合、翌日の夕方まで980円でデータ通信が可能。海外でも日本時間に縛られず、利用したいタイミングでデータ通信を始められるというわけです。

利用開始から24時間が経過すると自動的に終了するため、使いすぎの心配もないとしています。

auは同サービスの開始にあわせて「世界データ定額」アプリの提供を7月22日0時に開始。渡航前の簡単な初期設定、残り時間の表示、渡航先での料金を通知する機能を搭載し、「設定方法がわからない」「どれくらい使ったかわからない」などの不安に応えます。さらに、外務省による渡航注意情報や、トリップアドバイザーが提供する各国のホテル、レストラン、観光情報を調べる機能も搭載しています。

利用できる国と地域は下記のとおりです。

北米
アメリカ (本土)、アメリカ (アラスカ)、カナダ

アジア
韓国、台湾、タイ、香港、シンガポール、マレーシア

オセアニア
ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、クリスマス島

ヨーロッパ
ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、オランダ、スペイン、ベルギー、オーストリア、チェコ、スロバキア、スイス、ルクセンブルク、サンマリノ、バチカン、リヒテンシュタイン

中南米
プエルトリコ、米領バージン諸島

アフリカ
カナリア諸島、スペイン領北アフリカ

なお利用にはデータチャージのほか、対象料金プランへの加入が必要です。詳細はKDDIの公式ページをご覧ください。