本日7月7日、大西卓哉宇宙飛行士らを乗せたソユーズロケットが無事打ち上げに成功しました! 今後ソユーズロケットに搭載されたソユーズMS-01宇宙船は7月9日にISS(国際宇宙ステーション)へとドッキングし、3人の宇宙飛行士がISSへと乗り込む予定です。
 
今回のソユーズロケットはカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から10時36分(日本時間)に打ち上げられました。ロケットに搭載されたソユーズMS-01宇宙船は改良型となっており、スラスタやドッキングに関するシステムが刷新されています。
 
そしてソユーズMS宇宙船に搭乗したのは、ロシア出身のアナトリー・イヴァニシン船長、JAXA出身の大西卓哉飛行士、NASA出身のキャスリーン・ルビンズ飛行士の3人です。3人は第48/49次長期滞在クルーとしてISSに約4ヶ月滞在し、実験モジュール「きぼう」での実験を含めたさまざまなミッションを行います。そして、10月末ごろに地球に帰還する予定です。
 
大西飛行士は日本初の民間パイロット出身の宇宙飛行士として、今回の滞在ミッションへと選ばれました。以前には、ANA(全日本空輸)でボーイング767の副操縦士として勤務していたこともあります。またその後に宇宙ステーション補給線「こうのとり4号機」との通信役を担当したこともあり、着実に宇宙飛行士へむけてキャリアを積み重ねてきました。
 
さらに、7月9日の15時(日本時間)に予定されているハッチオープンと入室も、インターネット中継やパブリックビューイングによって放送される予定です。インターネット中継やパブリックビューイングについての情報はこちらをご参照ください。大西飛行士ら3人とISSのメンバーが合流する入室のシーンも、きっと感動的なものになると思いますよ!
 
Image Credit: NASA
■JAXA
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