「近所の犬が、うちの庭を占拠。追い出そうとしたら...『ガブッ』」（広島県・30代男性）
「放し飼い」状態の犬や猫についてのトラブルは、何度かこのコーナーでも紹介してきた。
今回取り上げる広島県のUさん（30代男性・医療関連）も、やはりお隣の犬に悩まされた一人だ。ある日、自宅の庭を我が物顔で占拠する相手をなんとか追い出そうとしたところ、さらなるハプニングがUさんを襲った。
畑の野菜を掘り起こす迷惑ワンちゃん
自分が体験したトラブルです。
相手は、近所の犬でした。この犬が困ったことに、「脱走癖」の持ち主。一応、飼い主の庭でリードにつながれているのですが、抜け出すのがうまいようで、いつもするりと外してしまい、ご近所をふらふらしています。
画像はイメージです（Alan Levineさん撮影、Flickrより）
この犬が、我が家の庭を気に入ってしまいました。近所の中では割合に広く、また日陰も多いせいでしょうか、居心地がいいらしく、我が物顔で居座るのです。
いるだけならまあ、それほど実害もないのですが、うちの庭には私の趣味の家庭菜園があります。野菜などを育てているのですが、当然犬には「配慮」なんてありませんから、平気で畑の上を歩き回ります。植えたばかりの野菜の苗は踏むし、ひどいときには掘り返すような真似まで......。
せめて懐いてくれればかわいげもあるが
しかもこの犬、うちの庭に出入りする癖に、私たちには一向に慣れようとしません。せめて呼んだら来るぐらいの愛嬌があればまだ許せるというものですが、こっちを見ると平気で「ウウ......！」と威嚇してきます。かわいげゼロです。
いい加減ストレスがたまってきた私はある日、この犬の首輪をつかみ、「ほら、うちに帰りなさい」と追い出そうとしました。ところが、とたんに相手は牙を剥き、私の手にかみついてきたのです。
もう、後は大事です。痛いのはもちろんですし、家族には笑われますし、その上病院に通って予防注射を何度も打つ羽目になりましたし......。
さすがにこの件で飼い主さんも事の重大さを認識したようで、今では脱走防止策をしっかり取ってくれています。犬を飼うのはいいですが、責任を持って管理しないと、大きなトラブルになるということを、飼い主の方には認識していただきたいですね。
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