「経済界や金融市場に広がっていた政治への失望が、期待に転じつつある。主要企業の経営者の8割近くが新政権に期待感を示し、市場関係者の多くが『政策の安定感』を指摘する」という記述で始まる3日付日本経済新聞に掲載された「衆知集め空転に終止符」というコラムは、歪んだ思想に洗脳された日本を代表する新聞社の要職にある人物が、都合の良い方向に世論を誘導しようとする危険性を認識させる、驚くべきものであった。「市場関