スペインのバルセロナで開催されたフィギュアスケートのグランプリファイナル・男子シングルは、羽生結弦選手が優勝し、日本男子史上初となる大会2連覇を果たした。

シリーズ上位6人で争う同大会のショートプログラムでトップに立った羽生選手は、12月13日のフリー演技でも2種類の4回転ジャンプに成功。後半の3回転ジャンプで転倒したものの、2位の選手を30点以上引き離す圧倒的な演技で合計得点288.16点と、今シーズン世界最高をマークした。

この演技に関して海外のスケートファンが集まるフォーラム「GOLDEN SKATE」でも大盛り上がりで、中継を見ているファンから演技途中に「彼の笑顔が再び見れて嬉しい。今日は演技を楽しめたみたいだね」「素晴らしい4回転を2回決めた」「間違いなく世界記録の演技だ」といった愛情あふれるコメントが相次いだ。

演技終了後には「完璧に近かったよ」「イナバウアーをみて感動した」「五輪王者の滑りだな。復活してくれて本当に嬉しい。泣いた!」など、感動の声が多数寄せられた。



フリーでの194.08点という結果には「ルッツで転倒しても問題なかったな。この世のものとは思えない良い演技」「このプログラムを100%完璧に滑ったら、合計点300点も夢じゃないだろうな」「演技構成点が低すぎるだろ」といった意見もみられた。

また、今回の羽生選手の演技全般については「世界最高のスケーターであることを証明した」と絶賛する言葉が並んでいる。