高梨沙羅(撮影:フォート・キシモト)

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スキージャンプ女子W杯において2年連続総合優勝という快挙を成し遂げた17歳・高梨沙羅。先のソチ五輪では過度なプレッシャーもあったか不本意な成績に終わるも、連日に渡って高梨を追いかけまわしたマスコミには感謝の意すら表した。

2日、フジテレビ「すぽると!」で放送された、高梨沙羅関根勤の対談において「まだまだ世間に認知されていないスポーツだと思いますし、女子ジャンプ一丸となって頑張っていこうみたいな感じ」と女王になっても謙虚に話す高梨に、関根は五輪とW杯の違いを尋ねた。

「やはり独特の雰囲気がある」と切り出した高梨は、「今まで応援して下さった方々に感謝の気持ちを伝えるためにあの場に行ったんですけど、結果自分のベストを尽くすこともできず・・・」と言いかけると、関根は「優勝候補ってマスコミに言われてプレッシャーもあったんですか?」と質問を加えていった。

すると「ないわけではなかった」と本音を漏らした高梨に、関根は「マスコミ悪いよね」とキッパリ。この発言に一度は苦笑いを浮かべた高梨だったが、次の瞬間には「やはり女子ジャンプを知って頂くためにはマスコミさんのお力が必要だと思う」と返答。17歳のコメントとは思えない配慮された発言には、関根も「偉い!弟子にして下さい」と絶賛するしかなかった。

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