イギリス『サン』によると、ユヴェントスがマンチェスター・ユナイテッドMFナニを追っているという。同選手とマンUの契約はあと1年だ。移籍金は1300万ユーロ(約17億1000万円)前後という。ナニにはパリ・サンジェルマンやモナコも関心を示しており、イタリアでは、ローマもナニに関心を抱いていると言われている。だが、高額サラリーがネックになっている模様だ。

対するユヴェントスは、アントニオ・コンテ監督が以前から中盤サイドの選手を探しており、第1目標のナポリMFフアン・スニガはナポリが売却を望んでいない。コンテ監督は補強を待つなかでMFマウリシオ・イスラのインテル移籍を食い止めており、このままという可能性もある。

2007年にスポルティング・リスボンからマンUへ移籍したナニは、プレミアリーグで135試合に出場し、30ゴールを記録している。

なお、ユヴェントスはU-20ブラジル代表MFガブリエウを、買い取りオプション付きレンタル移籍でスペツィアに放出した。2011年に加入し、昨年はプロ・ヴェルチェッリにレンタル移籍。23試合に出場し、1ゴールを記録した。

また、22歳のファウスト・ロッシは、27日にバジャドリーへ移籍することになるようだ。移籍金は150万ユーロ(約2億円)と見られる。ユーヴェの下部組織出身で、昨季はセリエBのブレッシァでプレー。この夏はユーヴェのトップチームに合流していた。

さらに、ボローニャもユーヴェFWリッチモンド・ボアキエのレンタル移籍を狙っているようだ。