フィオレンティーナは26日、セリエA第1節でカターニアにホームで2−1と勝利した。FWジュゼッペ・ロッシが先制点を挙げ、一度は追い付かれたが、MFダビド・ピサーロのゴールで勝ち越している。

2度のじん帯の負傷を乗り越えて復活したG・ロッシ。彼が最後にゴールを決めたのは、2011年10月1日だった。それから686日。新たな喜びの物語の始まりだ。G・ロッシは「ゴールは父にささげるよ」と語った。今季の彼の背番号は「49」。2012年2月に亡くなった父親の生まれた年だ。

試合後、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は次のように話している。

「強い相手にとても苦しんだ試合だった。相手はスピードとテクニックのある、積極的なサッカーをするチームだ。終盤はフィジカルでもあったね。だから、とても重要な勝利だ。G・ロッシの復活はとてもうれしく思っている。(マリオ・)ゴメスはおそらく、ちょっと注目されすぎたかな」

「(アデム・)リャイッチ都は試合前に話したが、笑っていたよ。何もないんだ。チームメートたちに対する行動が悪かったのではない。昨日から23人の中には含めないと決めていた。そして今朝の朝食のときに、彼に帰宅するように言ったんだ。スタジアムに来るなとね。彼はどう受け止めたか? 私と抱き合ったよ。これは私の決断だ。クラブからは何も強いられていない。彼はまだ成長しなければいけない。だが、良い男だ。ただ、今は落ち着いていないだけだよ」