Fonts.comのフォント同期サービス「SkyFonts」のサービス対象に「Google Fonts」が追加された。少しでもデスクトップにおけるブラウザのページレンダリングを高速化したいのであれば、SkyFontsを使ってあらかじめGoogle Fontsをまとめてインストールしておくという方法を検討できる。

Google FontsはGoogleがホスティングしているオープンソースのWebフォント。スマートフォンやタブレットデバイスの普及に合わせてWebフォントの需要は伸びている。スマートフォンやタブレットデバイスのOSに対しては新しくフォントを追加するといったことができないため、OSが提供している以外のフォントでページをレンダリングさせようとした場合、Webフォントを利用するのがひとつの方法となる。

デスクトップの場合、こうしたWebフォントを事前にインストールしておくことができる。Webフォントはキャッシュされる前の最初のレンダリング時にはダウンロードをする必要があるため、その分レンダリングまでに時間がかかる。あらかじめダウンロードしておけば、その時間を短縮することができる。

今回、SkyFontsがGoogle Fontsを同期対象に追加したことで、事前インストールを実施しやすくなった。SkyFontsは選択したGoogle Fontsを自動的に同期する。同期元のフォントがアップデートされれば、デスクトップのフォントも自動的にアップデートされる。

現段階で同期できるGoogle Fontsの数は1,100を超えている。



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