妻の妊娠が下半身グセの悪さに火をつけた。

 神奈川県警秦野署捜査員が巡回中だった4月1日午後10時すぎ、小田急線東海大学駅前付近の暗がりで物陰に隠れるなどの不審な行動をとる男を発見。職務質問をしたところ、近辺で起きた若い女性を狙った事件に関わる人物と判明し、強姦容疑で逮捕した。
 男は秦野市北矢名の介護福祉士、白根数幸容疑者(25)。
 「直接の逮捕容疑は、3月12日午後8時20分頃、同市内に住む大学4年生の女性(21)をレイプしたというもの。その日の午後、白根容疑者は小田急線東海大学前駅から女性を尾行し、自宅アパートに入ったことを確認してから、強引に部屋に押し入ったとのことです」(社会部記者)

 今年に入り、秦野市や隣接する伊勢原市、平塚市などで、若い女性を狙った強姦や強制わいせつ事件が10件ほど立て続けに発生し、神奈川県警捜査1課や秦野署は捜査員を張り込ませるなど警戒を強めていたのだった。
 「白根容疑者は、小田急線沿線にあるリハビリテーション専門病院に介護福祉士として勤め、真面目にこなしていました。そこは600床もある大病院で、彼は忙しい日々の合間を縫って、理学療法士や心理療法士を目指して勉強をしていたそうです。そんな中、妻の妊娠で性的欲求がたまったことに加え、仕事のストレスが重なり犯行に及んでしまったと供述しています」(捜査関係者)

 しかし、もともと彼は身長も高くイケメンで女性にモテモテ。自身も女好きで有名だったと病院関係者が明かす。
 「彼は今の奥さんが2人目で、以前の奥さんは同じ病院の看護師でした。子供も1人いたのですが、彼の女癖の悪さに愛想を尽かして別れたのです。彼が以前から手当たり次第に病院の看護師に声をかけ、遊びまくっていたことは有名でした。今となっては、その噂が病院中に広まり、誰も相手にしなくなってしまった。事件を聞いても驚きませんよ」

 この地域で続いている同様の事件も手口が似ているため、白根容疑者には厳しい余罪追及が続いているという。ヤリチンぶりがとんでもない末路を招いた。