金正日に「萌え」たことが有罪になった朴氏

写真拡大

21日、韓国で「金正日萌えツイート逮捕事件」の判決が出された。

同事件は今年1月、ツイッターで「金正日萌え」と呟き、北朝鮮当局のアカウント(@uriminzok)をリツイートしていた韓国人男性・朴正根(パク・ジョングン)氏(@seouldecadence)を、北朝鮮の工作員と判断し、韓国警察が逮捕したもの。

ソウルで写真館を経営している朴氏は「全て冗談だった」と主張したが、警察は日本語辞書で「萌え」の意味を調べ、思想検証を行うなどの調査を行い、保釈後の3月からは月一回のペースで裁判を繰り返していた。

朴氏の弁護団は7万件に至る同氏の呟きを調べあげた結果、「北の工作員ではないことを立証する決定的な証拠」として、かつて「金正日 カーセックス萌え萌え」と呟いたものを法廷に提出した。

10月に行われた結審公判で検察は、懲役2年を求刑。これに対し、朴氏は「北から司令を受けたことはない」と再び訴えたが、21日の判決では「北朝鮮の工作活動にくわわった」として懲役10ヶ月を宣告、ただし、初犯であることが考慮され執行猶予2年が与えられた。

以下は、実際に証拠資料として、弁護団が法廷で読み上げた朴氏の呟き。なお、判決を受け、朴氏はツイッターで「控訴する」と語っている。

「金日成はロリコンです」
「金正日のおっぱいを触りたい」
「首領様、先軍スローガンでエッチして」
「金正恩は乳酸菌のような存在」
「今年の将軍、金正日 来年の将軍、金正日」
「将軍様のことを考えながらチュチェチュチェと泣きます」


【関連記事】
韓国で「金正日萌え」とツイートした青年が逮捕される
「金正日萌え逮捕」パク氏が新たに萌えたもの