サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドは公式ウェブサイトで23日、日本代表MF香川真司(23)と正式契約したと明らかにした。韓国の複数のメディアもこれを報じた。

 韓国メディアは、「香川、マンUと最終合意でパク・チソンと同じ釜の飯」「マンU香川真司の獲得正式発表」などと題し、日本の看板ミッドフィルダー香川真司がマンチェスター入りしたと伝えた。

 香川は2007年、Jリーグのセレッソ大阪でプロデビューし、2010年ドイツのブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに移籍。2シーズン49試合で21ゴールを記録し、リーグ2連覇に貢献した。ブンデスリーガでの大活躍が大きな役割を果たし、香川は日本人初のユナイテッド所属選手になったと紹介。

 香川は 「厳しい戦いに挑戦する権利を得て、楽しみに思う」との所感を明らかにした。またアレックス・ファーガソン監督も「彼は優れた技術と理想を持った素晴らしいミッドフィルダー。我々のチームに合ったタイプの選手で、早期に影響を及ぼすものと信じている」と期待感を示した。

 一方、日本のメディアは香川のユナイテッド入団のニュースに熱狂し、パク・チソンとの比較分析にも熱を上げていると指摘。しかし、香川の長所を浮上させるためにパク・チソンの功績を意図的に下げており、その評価は180度変わったと伝えた韓国メディアもみられた。(編集担当:李信恵・山口幸治)