インテルのジャカルタへのツアーは、最高の形でスタートした。現地リーグの選抜メンバーとの一戦で、4万人のファンが見守る中、インテルは3−0と勝利している。

FWサムエレ・ロンゴが先制点を挙げ、FWジャンパオロ・パッツィーニはEURO12出場を逃した怒りをぶつけ、ロンゴと代わったMFルカ・トレモラーダがMFフィリペ・コウチーニョのアシストからゴールを奪った。コウチーニョもゴールに迫り、DFマイコンのシュートはクロスバーを叩いている。

相手選手たちは敗れたものの、アイドルたちとユニフォームを交換して目を輝かせた。その彼らも含め、全員が満足した一戦だ。インテルでは特にGKラッファエッレ・ディ・ジェンナーロやDFクリスティアーノ・ブリーギ、MFロレンツォ・クリセティグ、FWジョヴァンニ・テッラーニといった若手たちが良かった。

アンドレア・ストラマッチョーニ監督は「選手たちは全員良かったね。私は彼らのことをすでに知っていた。下部組織の良さを裏付けている。これから、誰が新シーズンでトップチームに入る用意ができているかを見ていこう」と話している。

新シーズンでいないのは、DFイバン・コルドバだ。同選手は「土曜(インドネシア代表戦)、僕はインテルのラストゲームを戦う。それから(マッシモ・)モラッティ会長と話す。でも、このファミリーは僕の一部だよ」と語った。