ピクシーはACLをJリーグより軽視すると言ってるらしい。

ピクシー、ACLよりJだ(中日スポーツ)

もちろん、ベスト尽くすとは言っているようだが、ACLでは緊張感が生まれない、UCLとは違うとも言っているそうだ。

このピクシーの発言に対して、多くのレッズサポーターは違和感を覚えるに違いない。
2007年、浦和はACLを制した。あの時の高揚感は忘れ難い。グループリーグから平日開催という悪条件にもかかわらず、多くのレッズサポーターが埼スタに集結した。そして、シドニー、上海、マナハン、全州、城南、エスファハーンのアウェイにも多くのレッズサポーターが押しかけた。(全州W杯スタジアムには、4千とも5千とも言われるレッズサポーターが駆けつけた。ちなみに、僕は上海と全州に行ったよ。)
そして、決勝の埼スタには平日にも関わらず、5万人以上が詰めかけ、浦和が栄冠を獲得する瞬間を目撃した。

そこには、ピクシーが言う「緊張感が生まれてこない」空間は無かった。グループリーグのシドニー戦、アウェイのペルシク・ケディリ戦、準々決勝の城南一和戦、そして決勝。どれも痺れる戦いだった。Jリーグにはない緊張感。「緊張感が生まれてこない」なんて嘘だ。アウェイサポーターとの交流も楽しいし。さらに、痺れる戦いを勝ち抜けば、さらに痺れるCWCが待っている。
あの楽しさを味わっていないのなら、名古屋サポーターは不幸だ

まあ、選手側は大変だろうけどね。2007年の浦和も選手を余り入れ替えなかったために疲労困憊して、Jリーグは制覇できなかった。ACLを戦い抜くには、クラブと選手の負担は大きい。移動も大変だし。その点は、ピクシーは間違っちゃいない。
ACLとJリーグの両方を戦い抜くには、控え選手も含めて高いレベルを維持する必要がある。でも、それを乗り越えたら、至福の時が待っている。レッズサポーターは、それを知ってしまったんだ

またあの場所へ行きたい。これはレッズサポーターの願いだ。ピクシーが目指さないならば、俺たちが目指す


・・・いやまあ、土台を作ってからね(汗)。