マンUに必要な10人の選手に香川と本田が選出

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 23日にホームのオールド・トラッフォードで行われたマンチェスター・シティとのダービーマッチで1−6という大差での敗北を喫したマンチェスター・ユナイテッド。この大敗を受けて、アメリカのスポーツサイト『bleacher report』では、「マンチェスター・シティに6−1で敗れたアレックス・ファーガソン監督に必要な10人の選手」という特集を掲載。日本人選手では、ドルトムントに所属するMF香川真司とCSKAモスクワのMF本田圭佑の名が記載されている。

 同特集内で、オランダ代表MFウェスレイ・スナイデルに次ぐ形でリストアップされた香川については、「ブンデスリーガで最も輝いている選手の1人で、長い間、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されている。香川は、素早さ、インテリジェンス、卓越したパスの技術、そして高い決定力と、スナイデルと多くの共通点を持っている。ドルトムントは香川を引きとめようと、できる限り移籍金をつり上げようとするだろうが、それでもスナイデルよりもはるかに安いだろう」と、その理由が記されている。

 また、同記事は本田を推す理由について、次のように説明。

「多くの人が、本田がCSKAモスクワでプレーすることは、才能の浪費だと考えている。本田はアジアのトッププレーヤーの1人であるし、日本代表のベスト プレーヤーということは明らか。本田はより多くの観客の前でプレーすることに値する選手で、それはマンチェスター・ユナイテッドなら簡単に達成できる。本田と香川は日本代表で互いをうまく補完しあっているし、ウェイン・ルーニーとも同じように良い関係性を築けるだろう。本田はスナイデルと同じ役割を、より安い金額で果たせるし、スナイデルよりも彼のほうが若い」

「加えて、本田獲得により日本でのマンチェスター・ユナイテッドの人気が上がれば、クラブの収入増加につながる可能性もあり、さらに選手を獲得できるかもしれない」

 なお、香川と本田を含む、「ファーガソン監督に必要な10人の選手」は以下の通り。

ウェスレイ・スナイデル (インテル)
香川真司 (ドルトムント)
本田圭佑 (CSKAモスクワ)
トーマス・ミュラー (バイエルン)
マリオ・ゲッツェ (ドルトムント)
ヨアン・グルキュフ (リヨン)
クラウディオ・マルキージオ (ユヴェントス)
チアゴ・シウヴァ (ミラン)
ジョルジョ・キエッリーニ (ユヴェトス)
ゴンサロ・イグアイン (レアル・マドリード)

[写真]=千葉格(左)ムツ カワモリ(右)

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