米国のスポーツ専門サイト「ブリーチャーレポート」が選定した英国プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(以下はマンU)史上もっとも人気がある選手25人に、韓国の朴智星選手が選ばれた。複数の韓国メディアがこれを報じた。

 「ブリーチャーレポート」は9日(現地時間)、「マンU史上もっとも人気がある選手25人」と題した記事を掲載した。記事では、マンU史上でサポーターからもっとも多くの人気を得た選手25人について紹介。この25人には、マンUの現役選手以外にも、すでに引退している選手や移籍している選手も含まれた。

 これら25人は、サポーターの評価とメディアによる報道頻度などに基づいて選ばれたという。2005年に韓国人選手として初となるプレミアリーグへのデビューを果たした朴智星選手は、25人中24位となった。デビッド・ベッカム選手が1位を占めており、ライアン・ギグス選手やウェイン・ルーニー選手、クリスティアーノ・ロナウド選手が5位から7位に上がっている。

 記事では朴智星選手について、「マンUに入団当初は、アジアの市場を拡大するための手段だったとの評価を受けていたが、優れた速度と体力で貴重な選手に成長した」と評価。また「朴智星は1度も良くないプレイをしたことがない」とし、「アジアでは最高のサッカー選手」と絶賛した。

 一方、朴智星選手は「ブリーチャーレポート」が選定したプレミアリーグの「ビッグ4クラブ」の中で、「もっとも低評価にされた4人」にも選定された。朴智星選手は、マイケル・エッシェン(チェルシー)、ティルク・カイト(リヴァプール)、アレックス・ソング(アーセナル)と共に選ばれた。(編集担当:永井武)