リティがチームに大なた振るう、2選手を事実上の戦力外に

写真拡大

 日本代表MFの長谷部誠が所属するヴォルフスブルクのピエール・リトバルスキー監督は、元ドイツ代表DFのアレクサンダー・マドルンクとデンマーク代表MFのトマス・カーレンベルグをファーストチームから外すと発表した。

 リトバルスキー監督は、水曜の朝にこの決定を発表している。

「私は彼らにファーストチームから外れてもらうことを話した。現在のチームの立場を考えると、我々はチームの一員として極限まで集中し、常に100パーセントのプレーをする選手が必要なんだ」

「しかし、私はこの2選手からそのような雰囲気を感じることができない。従って、彼らをファーストチームから外すことにした。この決定はチームに必要なことだと考えている」

 ヴォルフスブルクは現在、5勝8分け9敗の15位と降格圏まであと一歩のところまで足を踏み入れている。リトバルスキー監督は、なかなか調子が上向かないチームに喝を入れるためにも、2選手に事実上の戦力外通告を行ったようだ。

 今シーズン、マドルンクはリーグ戦12試合に出場、カーレンベルグはリーグ戦13試合に出場し1得点をマークしていた。

【関連記事】
勝利を願うリトバルスキー監督「選手はプレーに集中してもらいたい」
リティ、ジエゴに科せられた約1000万円の罰金を帳消しに
長谷部に衝撃、ヴォルフス監督解任……後任はリトバルスキー
シャビが自身のWCCFカードについて語る
フェルナンド・トーレス|新たな挑戦の時