今年からフランス『フランス・フットボール』とFIFAが協力して主催する「FIFAバロンドール」の今年の候補者3名は、バルセロナの3人で染まることとなった。

スペイン代表としてワールドカップ決勝でゴールを決めたMFアンドレス・イニエスタ、昨年に続く連覇を目指すFWリオネル・メッシ、そしてMFシャビ・エルナンデスがその3人だ。5日の『ガゼッタ』の先行報道が裏付けされた形で、インテルで3冠を達成したMFヴェスレイ・スナイデルは落選が決まった。

そのスナイデルは最近疲労の影響を感じていることを明らかにしている。

「この数カ月、特に7月と8月に休むこともできなかったし、少し疲れている。今年はすごい感情を経験することになったけど、その代償さ。すべてがうまくいけば、インテルで僕は5つ目のタイトルを獲得することができる」

「クラブ・ワールドカップを戦うことは、ヨーロッパでの素晴らしい勝利への報いだし、各大陸のベストクラブと対戦する重要なテストだ。どこと戦うかは重要じゃない。集中しているし、新たなトロフィーを獲得したいと思っているよ」

バロンドールは各国のジャーナリストや代表チームの指揮官、キャプテンたちの投票を基に、2011年1月10日、チューリヒで発表される。

一方、最優秀指揮官賞については、バルセロナのペップ・グアルディオラ監督とスペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督、そして昨季はインテルを率いた現レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督の3人が候補となった。