「ウエスタン独特の世界観に惹かれる」と語る伊藤英明

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9月15日より全国公開となる『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』。世界の三池崇史監督が、日本人による全編英語のウエスタン、というこれまで誰も観たことのないスキヤキ・ワールドをひっさげ世界に殴りこむ!

とある村に眠る秘宝を巡り対立する冷徹な源氏ギャングと獰猛な平家ギャング。そしてそこへ謎のスゴ腕ガンマンが現れ、壮絶な戦いが繰り広げられる… 主人公(ガンマン)を演じきったのは、『LIMIT OF LOVE 海猿』やTVドラマでも大活躍中の伊藤英明だ。超多忙のスケジュールの中、くったくのない笑顔でインタビューに応えてくれた。

■今回は流浪の用心棒〈ガンマン〉という役柄。ウエスタンに挑戦されたわけですが、役づくりのためにされたことは?

ウエスタンに挑戦するということで、大変といえば大変だったのですが、それ以上に楽しかったですね。日本でウエスタンをやるということそのものがまず楽しいですよね。
父親がウエスタン好きなので、小さい頃からなんとなく観てなんとなく好きだったのですが、今回お話をいただいてからもう一度ウエスタンを観直して、やっぱり良いなと思いました。テンガローハットを被って、馬に乗って、銃ぶっ放して切り込んでいく…ウエスタン独特の世界観に惹かれるんです。

■参考にしたウエスタン俳優は?

やっぱりスティーヴ・マックィーンやクリント・イーストウッドですね。演技はもちろん、銃の扱いもマニアックなところまで完璧で、好きでやってるんだなぁと感じます。

■たくさんのキャラクターが登場しますが、それぞれに美学がありますよね。

ですね。どのキャラクターもかっこいい。かっこいい生き様を魅せてくれる映画です。

■伊藤さんにとっての“かっこいい”とは何?

一生懸命人を愛して生きることですね。自分とも他人ともちゃんと向き合って、一秒一秒を懸命に生きること、だと思います。

■演じられたガンマン以外で惹かれるキャラクターは?

(伊勢谷)友介が演ったからというのもあると思うのですが、義経です。友介かっこいいんですよ。僕はゲイではないですが、女だったら抱かれてもいいな、って思うくらい惚れましたね(笑)。

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