今シーズン、インテルのスタートダッシュの原動力といっても過言ではない活躍を見せたエルナン・クレスポだが、昨年末にアドリアーノが復帰してからというもの、レギュラーポジションを奪われた格好となり、かなりストレスを溜め込んでいるようだ。これまで記者の取材には比較的柔軟に対応していたクレスポだが、そうした状況に最近では口数も減ってきた様子。

 そしてこのほど、「1月末まで口をつぐむ」と、自らかん口令を敷くことを宣言した。イタリア国内にまことしやかに流れる「イブラヒモビッチとアドリアーノこそ、インテル理想の2トップである」とする見方を覆すべく、クレスポはレギュラー奪還へ向けて自らを追い込んでいる。