ジョコ「Ahhhhhhhh!!」 感情爆発の“超絶フォア”に海外喝采「狂気のレジェンド」
第2セットのブレークチャンスで超美技、思わず会場に響き渡る絶叫炸裂
男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」は17日、準決勝で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ（セルビア）がケビン・アンダーソン（南アフリカ）に6-2、6-2で快勝。4戦連続ストレート勝ちの絶好調で決勝進出を決めたが、その象徴となったのは第2セットの超絶ラリーだ。最後は強烈フォアハンドで決めると会場に響き渡る雄たけびで感情を爆発させた瞬間をATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開し、海外ファンに「狂気のレジェンド」「ビースト・モードだ」と喝采を呼んでいる。
もう、この男を誰も止められないのか。圧巻のプレーを炸裂させたのは第2セットだった。3-1とリードして迎えた第5ゲームのブレークチャンス。ここを落とせないアンダーソンの強烈なサーブから始まったラリーはストローク戦となった。強烈なフォアハンドで左右に振り、応酬するジョコビッチ。ラリーは5本、10本と続いていく。
そして、迎えた14本目だ。アンダーソンのフォアハンドをセンターラインから相手のフォアサイドに一閃。サイドラインいっぱいに決まり、アンダーソンも動けない。圧巻の一撃でブレークに成功した。すると、ジョコビッチは「Ahhhhhhhhhh!!!」と会場に響き渡る雄たけびを上げ、感情を爆発させ、客席を大きなどよめきに包んだ。
「テニスTV」公式インスタグラムは「セットを失うことなく7度目のATPファイナルズ決勝へ」とつづり、4戦連続ストレート勝ちした世界NO1が演じたスーパープレーの実際の瞬間を動画付きで公開。すると、目の当たりにした海外ファンも感嘆と興奮の声を続々と上げている。
感嘆と興奮の声続々「ビースト・モードだ」「ノールがナンバーワン」
「ブラボー、ノール！」
「彼はテニスの歴史上でベストの選手」
「何という狂気のレジェンド」
「止められない」
「真の男はミスを犯さない」
「パーフェクト」
「ビースト・モードだ」
「ノールがナンバーワン」
「惑星上でベスト」
「史上最高だ」
このように大反響を呼んでいたジョコビッチ。決勝では、ロジャー・フェデラー（スイス）を破ったアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）と激突する。21歳の新鋭を相手に世界NO1の威厳を示せるか。今季テニス界のクライマックスに相応しい熱戦を期待したい。（THE ANSWER編集部）
