日米野球で来日 MLB軍率いるマッティングリー監督「日本はルーティン重視」
日本の野球は「とてもシステマティックだと思う」
11月9日から15日に開催される「2018日米野球」。日米ともに一部選手が発表されたが、MLBオールスターチームを率いるドン・マッティングリー監督が「私は常に日本の野球文化、プレーがとてもいいと思っていた」と来日を心待ちにした。「MLBネットワーク」に出演し、心境を語っている。
マッティングリー監督はMLB機構から就任の打診を受けたことを明らかにし、「ワクワクしているよ」と話した。来日は2004年に行われたヤンキースとデビルレイズ(現レイズ)の日本開幕戦以来。「来日の機会がまた得られて楽しみだ」と明かしている。
日本の野球について印象を聞かれると「とてもシステマティックだと思う」と言及。「彼らは先制点を取ることが、一番勝てる方法だと信じている。個人的にはスプリットと変化球がかなり多いとも感じている」と印象を語った。
ヤンキースのコーチ時代には松井秀喜、ドジャース監督時代には黒田博樹、2016年から指揮を執るマーリンズにはイチローや田澤純一が所属したこともあり、日本の野球とは接点が多かった。そういった選手からも感じたのか「日本の選手たちはルーティン重視のように感じる」とも話している。
メジャーを代表するヤディエル・モリーナ捕手、驚異の新人ロナルド・アクーニャJr.らが来日予定のMLBオールスターチーム。メジャーを代表するスターチームを率いるマッティングリー監督が、どんな手腕を振るうのかにも注目だ。(Full-Count編集部)