こんにちは。フリーエディター&ライターのフルタアミ、33歳です。

「学歴も年収も肩書きも、何もかも満足できなかった……」。歳下のホタテくんと別れ、結婚を視野に入れた“本気の彼活”中!これまでのお話はコチラ

先週は新しい出会いに気力が追いつかず、過去の掘り起こしを!

あれから、WEBデザイナーさんからの連絡はナシ(先週の話はコチラ)。ベンチャーさんからは、連絡があるものの、「オンナはレストラン感覚!」という人と、積極的に会う気にはなれず……。新規、新規!と思っていたんですが、ちょーっと気力が追いつかずでした。

それで、先週1週間何をしていたかというと、過去の掘り起こし作戦です。これまでデートした中で、宙ぶらりんになっている人に連絡してみることにしました。

でも自分から連絡するって、ちょっと躊躇してしまうんですよね。「返ってこなかったらどうしよう……」「いきなりなんだよって思うかな……」と、変に弱気に。そこで、「この人に連絡を」となるとアレコレ考えてしまうので、一気にいくことにしました。LINEでメッセージを作って、機械的に5人くらいに送信。“コピペして貼って、送信”っていう作業と思えば何も怖くなかったです。

ー元気?ふと思い出して、連絡してみた!時間あったら、またごはんでも行かない?

こんな内容でした。でもって、返信があった人に、

ーちなみに明日ひま?

と、メッセージを。この作戦が良かったのか、どうかは謎です。が、私的にもし誰かつかまったら、“それは、きっとタイミングが良い人”と思うことにして、選択肢を広げられればいいのかな、と考えることにしたのです。

「おー、久しぶり。明日、ちょうど会食キャンセルになったんだよね。行こうか、ごはん!」

と連絡をくれたのは、ハイブランドさんでした。(ハイブランドさんとデートしたときの話はコチラ)あんまり良い印象じゃなく終わったのが最後でしたが、そんなことは、この際忘れることに! 新たな心でゴハンに行くことにしました。

デート感ゼロのお店に!

仕事終わりに待ち合わせしたのは、渋谷の居酒屋さんでした。

私が渋谷で撮影の仕事があったので、渋谷にしてもらったのですが、「ごめん、俺、渋谷のお店全然わからなくて」と言われ、「あ、じゃあ適当に探しておくねー」と言いつつ、直前まで忘れいて。本当に適当な居酒屋さん(美味しいんですけどね)に行くことになってしまい、あちゃーとは思っていたのですが、やむなし。

グルメな人なので、「絶対に嫌がるだろうなー」と思いました。しかもデート感の全くないお店。でも、もう1回終わってるような人を掘り起こしているだけなので、そこまでもう期待していなかったのが本心でした。

ハイブランドさん、“ちょっとめんどくさい男だな”で終わっていましたからね。「俺が1番」という感じで、彼女を作りたいというよりは、「カッコイイ俺でいたい」というのが大前提。私を気に入ってくれたから、デートに誘ってくれたんでしょうが、それこそ女の子とデートすることも“オシャレの一部”として考えてるんじゃないのか?っていう感じ。だから、悪くいうと“やや、どうでもいい感”がありました。

でもこの日、ハイブランドさんとの食事は、意外にも楽しい時間になったんです。前回会ったのが、確か年末。約半年ぶりです。半年も経てば、状況が変わるものなのでしょうか? 前回のデートよりも、全然いい感じでした。

半年前のデートとは違う表情を見せるハイブランドさん

「実はさ、俺バツイチなんだよね」

と、彼が告白してきたのは会って1時間半くらいのこと。驚きでした。しかも小学生くらいの子供もいるとのことで。もちろん、奥さんが育てているようですが、離婚してからは一切会ってないそうです。こんなぶっちゃけ話をするハイブランドさん。前回会ったときとは、少し印象が違って見えました。

ブランドばっかり身につけてるし、マニアックな話ばっかりするし、トゲトゲしさもあったんですが、その日はやけに素直というか、やわらかいというか。見た目は濃い渋い感じなんですが、可愛らしいオジサンにも見えてきてしまいました。

半年歳をとったから、丸くなったのか?と思ったんですが、それは違ったようです。理由はすぐにわかりました。というか本人に直接言われたんです。このあと、ハイブランドさんとぶっちゃけ話をすることになります。 〜その2〜に続きます。

終止符を打ったはずのホラフキさんにも、彼にも連絡してしまいました。恋愛だと意志が一段と弱くなります……。