【MLB】大谷翔平、“折りながら”の執念の同点打に地元放送局興奮 「伝説は続いていく」
大谷が9回1死満塁でバットを折りながらも中前へ落とす同点打放つ
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)のブルージェイズ戦に「5番・DH」で先発。9回の第5打席で起死回生の同点2点タイムリーを放ち、5-4の逆転劇に貢献した。米スポーツ専門局「FOXスポーツウェスト」公式ツイッターが動画を公開している。
たまっていたうっぷんを一振りに込めた。2点を追う9回1死満塁の場面で迎えた第5打席。ここまで4打席無安打の大谷は、右腕クリッパードの1ボールからの2球目、外寄りの79.4マイル(約128キロ)のチェンジアップにバットをぶつけた。
バットを根元から折りながらも中前へ落とし、2者を返す執念の同点打。12打席ぶりの安打にも、大谷は口を真一文字に結んだまま、表情を緩めることはなかった。
この一打に、エンゼルスの地元ロサンゼルスで中継している同局の実況席も大興奮だ。
「バットを折りながらセンターへ!これで同点に!」と実況アナウンサーが叫べば、解説者も「チェンジアップ、バットの先でしたが、外野まで運ぶには充分な一打でした。これでシーズン19打点目」とコメントを重ねた。
同局のツイッターは、この場面を「伝説は続いていく。ショウヘイ・オオタニがバットを折りながらもセンターへの2点打を放ち同点に!」とつづり公開している。
ここぞの場面で集中力を発揮した“二刀流の怪物”。この日はバットでチームを救った。(THE ANSWER編集部)