松山英樹【写真:Getty Images】

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松山は1か月半ぶりの復帰戦で2アンダーと上々の再スタート、1番ではナイスパーセーブも

 米男子ゴルフのアーノルド・パーマー招待(ベイヒルクラブ&ロッジ)が15日、開幕。1か月半ぶりの復帰戦に臨んだ世界ランク6位の松山英樹(レクサス)は1イーグル、3バーディー、3ボギーの70をマーク。2アンダーで首位と6打差の22位と上々のスタートを切った。タイガー・ウッズ(米国)と同組になるなど、PGAも復帰を待望していた日本のエース。10番ホールでのナイスリカバリーをPGAツアー公式インスタグラムが動画で紹介。「おかえり、ヒデキ・マツヤマ」と復帰を祝福している。

 松山が久々に米ツアーの舞台に帰ってきた。インからスタートし、2アンダーで迎えた1番ホールだ。松山のティーショットは左のラフへ、そしてラフからのセカンドも手を放してしまうミスショットとなり、グリーン右手前のギャラリーエリア付近のラフに打ち込んでしまった。

 だがここからが、ショートゲームに長ける松山の真骨頂だ。ラフからのランニングアプローチでピンまで約4メートルに寄せると、このパーパットを見事に沈め、ナイスパーセーブ。ギャラリーからは拍手と歓声が上がった。

 ツアー公式インスタグラムでは「これがパーの一部始終だ。おかえり、ヒデキ・マツヤマ!」とつづり、このナイスパーを公開。すると、待ってましたとばかりにファンがメッセージを書き込んでいる。

待望の復帰にファンも歓喜 「偉大なゴルファーの帰還」

「ヒデキがヒデキたらしめることを淡々と行っている」

「偉大なゴルファーの帰還」

「出たな、このスイング!」

「さすがの安定感はもはや貫禄だ」

 4アンダーだった同組のウッズの陰には隠れてしまったが、上々の復帰第1ラウンドを終えた松山。初日より2日目、2日目より3日目と後半になるほど強さを発揮するだけに、上位は十分に射程圏だ。(THE ANSWER編集部)