イエス役の松山ケンイチ&ブッダ役の染谷将太
 - (C) 中村 光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会

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 俳優・山田孝之が製作総指揮、『銀魂』の福田雄一が監督・脚本を担い、中村光の人気漫画「聖☆おにいさん」を実写化するドラマで、主人公のイエスとブッダをそれぞれ松山ケンイチ染谷将太が演じることが明らかになった。同作は2018年、新たに立ち上がる動画配信サービスにて配信予定。山田は「松山さんをイエスに、染谷さんをブッダに、想像しただけでも失禁しそうです。(少し出てますが)」とコメントしている。

 累計発行部数1,600万部を誇る「聖☆おにいさん」は、アニメ化・実写化された「荒川アンダーザブリッジ」でも知られる中村によるギャグ漫画。2006年から「モーニング・ツー」(講談社)で連載中。東京・立川のアパートで、イエスとブッダがルームシェアリングしながら下界のバカンスを満喫するさまを描く。

 イエス役の松山は「福田さんがキリスト役のことは熟知してるので色々聞いて頑張りたいなと思っています」と気合十分。一方、ブッダ役の染谷も「いつか実写で見たいなと思っていた『聖☆おにいさん』にまさか参加するとは思ってもみませんでした。しかも、ブッタ役で。そして福田監督と山田さんという黄金コンビの企画に参加できるとは、心が激しく踊ります」と喜ぶと、「松山さん演じるジーザスとどんな掛け合いになるのか、想像するだけでニヤケてしまうのは俺だけでしょうか? まだ撮影もしていないのに、皆様に届ける日が楽しみでなりません」と興奮気味に語った。

 そんな二人のキャスティングについて、山田は「すでに悟りを感じさせるお二方の存在感は正にブッダとイエス」と称し、「日頃の激務に追われる天界での生活から離れ、下界での生活をごゆるりとお過ごしいただきたく思いますが演出は福田雄一監督ですのでタダでは済まないことは容易に想像できます。アーメン」と独特のコメント。

 また、原作者の中村も「今回のキャスティング、とてもワクワクしています。松山さんのアガペーあふれるお顔と、染谷さんのアルカイックスマイルが見られるのを、今から楽しみにしています」と期待の声を寄せた。(編集部・小山美咲)