【きだてたく文房具レビュー】ビジネスマンも使える3in1カラーペン

 

女子中高生という生き物は、色ペン(水性カラーペン)がやたらと好きだ。

 

もしも機会があれば、彼女たちのペンケースを見せてもらうといいが、かなりの確率で色ペンが、少なくとも3色……場合によっては12色とか、ギッチリと入っているのである。そんなに使って何をするのかと言うと、基本はノート。今どきの女子の勉強ノートは、異様にカラフルでポップに彩られているのが普通なのだ。

 

で、そんな彼女たちが最近ガチで注目しているのが、トンボから発売された新製品の水性極細サインペン「プレイカラードット」である。しかもこれ、おっさんが仕事で使うにも意外と悪くない、ある特殊な機能を備えているという。

↑トンボ鉛筆「プレイカラードット」全12色 各172円

 

実は以前にもこの連載で、トンボの水性極細カラーサインペン「プレイカラーK」を「女子向けだけど、おっさんにもメイン筆記具としてオススメ」として取り上げたことがある。

 

先端径が0.3个肇棔璽襯撻麒造澆龍忘戮如▲汽ぅ鵐撻鵑覆里暴颪味がキシキシせずなめらかで、にじみ・裏うつりもない。その上、色数が豊富。プレイカラーシリーズは日常使用の筆記具として、そもそもかなり優秀なのだ。

 

で、そのシリーズ最新版こそが、あらためて今回紹介したい「プレイカラードット」。前バージョンの「プレイカラーK」は0.3弌0.8个離張ぅ鵐織ぅ廚世辰燭、「プレイカラードット」は0.3弌椒疋奪肇好織鵐廛沺璽ーのツイン、というこれまであまりなかった組み合わせになっている。

↑なめらかに書ける0.3个龍忘戰船奪廖5个離疋奪肇好織鵐廛船奪

 

クリップのついた方のキャップを外すと、丸棒をすっぱり切り落とした断面のような、円筒形のチップ(直径5弌砲現れる。この円筒チップを垂直に紙に押しつけると、丸いドットのスタンプが捺せる…という仕組みだ。ドットをたっぷり捺してかわいい手作りカードを作るのもいいし、ノートの見出しマークに使うのもいい。

↑円筒形のチップ。 捺すときに、フチ全体に荷重をかけるようにくるんと回してやるのが、上手く捺すコツ

 

↑てん、てん、とドットを捺すだけでかなり楽しい

 

ただし、スタンプ時に思った以上にインクがドバッと出るため、紙によってはインクの水溜まりができる場合も。水性インクのボールペンや万年筆の筆跡の上に捺すとにじみの原因になることもあるので、そこだけ注意だ。

 

目からウロコ! ビジネスマン向けの使用例3

実用方向でオススメなのが、手帳ユース。

↑ブロックマンスリーに情報を圧縮して書き込める

 

ブロックマンスリーに、例えば「定例会議は青」「課のミーティングは赤」のように決めて捺せば、予定がさっと把握しやすい。直径5个離疋奪箸和腓すぎず小さすぎずで、はっきりと目に入ってくる。さらに「ジムに行く日はオレンジ」「近所のスーパーのポイントデーは緑」のようなプライベートの用件をしれっとビジネス手帳に紛れ込ませることも可能だ。

 

ただし、あまり色を多用すると「これなんの予定だっけ?」となるので、多くても3〜4色ぐらいにとどめておくのがポイント。

 

また、ToDoリストのチェック代わりにドットスタンプを捺すのもいい。単にペンで跳ねチェックを入れるよりも、スタンプを捺した方がカラフルで見栄えがするし、逆に未チェックの項目がより目立つようになる。

↑はっきりと“やりました”感が出るので、タスクのうっかり抜けも減らせるかも

 

もうひとつ、この丸スタンプチップは、普通のラインマーカーのように線を引くのにも使える。

↑柔らかいドットチップは紙にフィットして線が引きやすい

 

チップが柔らかいので、硬めのラインマーカーで均一な線を引くのが苦手、という人にはむしろ使いやすいかもしれない。丸スタンプのインクは0.3仗弔茲蠅眷い色になっているので、下の文字も問題なく読み取れるはずだ。

 

ただ、先ほども記した通り、ペンや紙によっては字がにじんでしまう危険性もある。予め大丈夫か確認しておく方が安全だろう。

 

「0.3个離ラーペン+スケジュールスタンプ+ラインマーカー」の3 in 1だと思えば、使用頻度はそこそこ高いし、使い勝手も良好。「色ペン使う年でもないしなー……」などと引かずに、おっさんでも筆箱に何色か放り込んでおいて損はないと思う。

 

【著者プロフィール】

きだてたく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は文房具関連会社の企画広報として企業のオリジナルノベルティ提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)など。