最近見かける就活生のリクルートスーツは黒が圧倒的になっていますが、実のところスーツの中で最もフォーマルなのは濃紺無地とされています。

ある『Twitter』ユーザーが、新卒採用で紺色スーツできた就活生が父親から「面接のスーツに黒無地はおかしい」とアドバイスされたという話を披露していました。

弊社の新卒採用の現場で起きた話「伝聞」
弊社「あれ、君のスーツ紺色?珍しいね」
新卒「はい、父から仕事の面接のスーツに黒無地はおかしいと言われまして」
弊社「へえ、君のお父さんはそういうのに詳しいんだ」
新卒「はい、宮内庁に長く勤めていましたので」
弊社「(気絶)」

父親の勤め先が宮内庁! それならばマナーに詳しいのも納得です。これには「カッコいい」という反応があったほか、「昔は紺かダークグレーだった」という声も。実際、本来黒のスーツはハレの日か葬儀の際に着るもので、ビジネスにおいては紺かグレーが正解とされています。

実際、このツイートを見たユーザーからは「黒は喪服のイメージでしかない」「間違った常識を持った面接官がいると就活生が損をする」といった意見が見られました。

「いつから黒が就活スーツになったんだろう」と訝しむツイートも多数あったスーツの色問題。就活サイトで推奨されているケースもあり、「無難」と思って選んでしまう人も多そうですが、特に伝統のある企業に面接に行く際はスーツの色で印象を良くするというのもアリなのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/ryozo18/status/924966170553237504 [リンク]

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』