反響を呼んだツイート

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作家でミュージシャンの辻仁成さん(57)が、中学生の息子(13)に向けたツイートが共感を呼び、4万件以上もの「いいね」が付いている。

「息子よ」。辻さんは、自らのツイッターでこう呼びかけて、毎日のように更新している。

「凄いナイスアイデア」「試してみます」

2017年9月27日は、気分が下がったときのアドバイスをつづった。「気分下がったら人間下がり続ける。気分を上げよ」と呼びかけ、その方法をこう記した。

「まずゴミを出せ、親友に電話しろ、部屋の窓を開け、光りの中を歩け、なんなら走れ、大笑いしろ、なんなら声を出して泣け、爆睡、ストレスの原因と名前をトイレットペーパーに全て書き出し、大で流せ。大だ!笑」

ツイートは反響を呼び、参考になったとの声が次々に寄せられている。

「凄いナイスアイデアですね トイレットペーパー」
「そっか、流しちゃえばいいんだ」
「今度トイレットペーパー試してみます」

ほかの表現にも賛辞はあるが、特に「大で流せ」という言葉に感じ入ったという人が多かった。

その後も、辻さんは、「息子よ」として、呼びかけを続けている。

「もし君が学校で差別を受けたなら、次の順序で!クズはどこにでもいる、クズを相手にしない、クズは憐れむ価値もなし、クズに関わる暇はなし、クズは視界から消せ、自分はクズになるな、トイレットペーパーにクズと書いて水で流し、トイレの蓋はきちんと閉めて、石鹸で必ず手を洗い、おしまい」

辻仁成さんは、息子が6歳のときに何か言葉を残そうとツイッターを始めたという。女優の中山美穂さん(47)と14年に離婚後、辻さんは、シングルファーザーとして息子の朝食作りなどに奮闘してきた。16年2月には、息子へのツイートなどをまとめて「息子に贈ることば」(文藝春秋刊)を出している。