20日、海外旅行に出掛ける韓国人が年々増える中、海外旅行に関して届けられるクレーム案件が、旅行者数の増加率を上回る勢いで増加していることが分かった。写真はソウル・仁川国際空港。

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2017年7月20日、海外旅行に出掛ける韓国人が年々増える中、海外旅行に関して届けられるクレーム案件が、旅行者数の増加率を上回る勢いで増加していることが分かった。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

韓国消費者院がこのほど過去7年間の関連データを分析したところ、消費者相談センターに寄せられた海外旅行者の不満の声は全9万2462件で、2010年の7295件から16年には1万8457件と、6年で2.5倍以上に急増していた。増加率は153.0%で、同期間の韓国人出国者数の増加率(79.2%)と比べ2倍以上となっている。

また、クレームの類型が確認できた9万1389件を分析したところ、「契約解除の拒否」に関する不満が最も多く、次いで「契約内容の勝手な変更」「不十分な情報提供」「欠航・延着などの遅延」の順で多かった。特に「契約解除の拒否」は、10年には3500件だったものが16年には1万473件と約3倍に増え、全体に占める割合も、同期間で48.7%から57.5%に上昇していた。

さらにクレームの受付数を旅行地別にみると、中国が12.5%で最多、日本(12.2%)がわずかな差で2位に入り、以下フィリピン、タイ、米国、ベトナム、香港、トルコ、フランス、グアムと続いた。タイまでの上位4カ国のラインアップは、今回調査した7年間すべてで不動だった。このうち日本については、特に昨年、4月の熊本地震の影響を受けたとみられるクレームが多数に上ったという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「韓国にはクレーマーの旅行客がいまだに多いね」「旅行に行って苦情を言うくらいなら、なぜわざわざ行くの?」「韓国にも素朴ながらすてきな場所は多いよ。不満があるなら国内旅行すればいい。高いお金を払ってストレスを抱えることはない」などのコメントが寄せられている。

また、歴史や政治問題などで何かと韓国と摩擦の多い中国や日本に関する不満が多いことについて、「韓国人を嫌っている中国や日本にわざわざ行くなんて、どうかしてるよ」「中国や日本になぜ行くんだ?お金がもったいない。それなら、食べ物や歴史、レジャーも観光名所も豊かな東南アジアに行くべき。王様みたいなもてなしをしてもらえるよ」といった指摘もあった。(翻訳・編集/吉金)