これからの季節、鶏刺しをつまみにキンキンに冷えたビールやハイボールを一杯……最高である。しかし、どんなに新鮮なものを提供しているお店でも、鶏を生で食べるのは危険であると、厚生労働省が注意を促している。


厚生労働省 (@MHLWitter) :飲食店で鶏刺しや鶏生レバーを食べたことによるカンピロバクター食中毒が多発しています。よく加熱された鶏肉料理を選んで楽しい外食にしましょう。
https://twitter.com/MHLWitter/status/877345690589962240

厚生労働省のツイートによると、最近鶏刺しや鶏生レバーを食べたことで食中毒を訴える人が続出しているとのこと。食中毒にならない為には十分な加熱が必要だと警鐘を鳴らしている。

焼き鳥の名店や新鮮な鶏刺しを出す店であれば「大丈夫だろう」と美味しく食べる人が多いだろうが「新鮮だから安全ではありません!」と、厚生労働省が声高に訴えているあたり、新鮮だから食中毒にならないということは言えなそうだ。

実は、最近筆者の友人がまさにこのカンピロバクター食中毒になってしまった。その時に訪れた店も新鮮な鶏肉を使用している大変な人気店だったらしいのだが、あららら……という具合にどんどんお腹の調子が悪くなってしまい3日ほどうんうん唸って苦しんだというのだ。生肉が大好きな筆者にとってはなんとも恐い話である。

カンピロバクター食中毒にならない為には、

・十分な加熱(中心が白くなるまで焼く)
・サラダなど生で食べるものとは別に調理
・鶏肉を調理した器具は熱湯で消毒

という3つが重要なポイントとのことで、ただでさえ食中毒がおこりやすいこの季節、しっかりと気をつけたいものである。鶏肉はしっかり焼くに限る、お腹が弱い人は特に肝に銘じておくのが良さそうだ。

※画像はTwitterより引用。