2017年1月のデトロイトモーターショーで新型LSを、3月のジュネーブモーターショーでLS500hを披露したレクサス。さらに日本でも最上級クーペのLCを3月中旬に発売しています。

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レクサスは4年連続で過去最高の販売台数を記録し、前年比104%となる67万7615台となっています。北米では前年比4%減と減らしていますが、日本、欧州、中国などで台数を伸ばしています。さらに販売台数を伸ばすには、魅力的な新型車やフルモデルチェンジなどのカンフル剤が不可欠。

 

レクサス「LS500 F SPORT」が、4月12日に開幕するニューヨーク国際オートショーで披露されることになりました。ティザー写真は1枚だけですが、今回発表された「F SPORT」は、新型LSとLCで採用されている「GA-Lプラットフォーム」を使い、その特性を活かした高い操縦安定性により爽快なドライビングフィールを味わえるスポーティバージョン。LS500およびLS500hに設定するとしています。

なお、LS500には、新開発となるV型6気筒3.5Lツインターボエンジン、話題の「Direct-Shift 10AT」を搭載。また、LS500hはV型6気筒3.5Lエンジンを積み、2モーターを使うハイブリッドシステムに有段ギアの自動変速機構を組み合わせることで、エンジンとモーターの出力制御が可能になった「マルチステージハイブリッドシステム」が組み合わされています。

レクサスを牽引してきたLS。新型はレクサスの変革をさらに成し遂げるモデルという位置づけで、LS500は、セダンとしての居住性を確保しながら、斬新なクーペシルエットを両立したスタイリングや先進技術などにより、同ブランドの象徴として今後も存在感を発揮するでしょう。クーペ風味を増した新型LSに「F SPORT」がさらにマッチしそうです。

(塚田勝弘)

4年連続で過去最高販売台数を記録したレクサスに新型「LEXUS LS500 F SPORT」が加わる(http://clicccar.com/2017/04/05/460399/)