「授業にならない!」小学校教師がお笑い芸人・ピスタチオの悪影響に悲鳴

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 今年、コンビ双方が白目を剥きながら掛け合いをする「キモ芸」がウケ、人気芸人の仲間入りを果たしたピスタチオは、伊地知大樹と小澤慎一郎による結成5年目のコンビ。だが、いま彼らのネタが「ある業種」を困らせているという。

「私が受け持つクラスでは子どもたちに白目禁止ルールを作ったんですよ」

 と苦笑するのは、千葉県内の公立小学校で四年生のクラスを担任する女性教師だ。

「子どもたちは、話しながら白目を剥くピスタチオの真似がとにかく大好き。学校で白目が流行りだしたのは、今年の新年度からです。休み時間だけでなく、授業中も白目を剥いてふざける児童がたくさん出てきたので、9月から授業中の白目を禁止に決めました。休み時間も禁止にしているクラスもありますよ。ある先生が言っていたのですが、チャイムが鳴って教室に入った瞬間、児童全員が示し合わせて白目を剥いていたそうです。その先生はピスタチオのことを知らなかったようで、『何か事故が起きたのかと思った』と言っていました」

 小学生に大人気のピスタチオだが、教師は「白目ブーム」に悩んでいるのだった。

(白川健一)