◆細野豪志環境相は9月7日午前、民主党代表選挙に立候補しないと野田佳彦首相に直接伝えた。原発担当相として岩手、宮城、福島3県の被災民に寄り添い、職務を全うしたいという思いからだという。次期総選挙で落選の危機感を募らせた当選1回の衆院議員らから担ぎ上げられそうになり、熟慮の末、不出馬を断ったようである。選挙に弱い現職議員の生き残りのために利用されるだけよりも、多数の被災民の生活の方を優先したというこ