フランシス・フクヤマ氏が『読売新聞』の「地球を読む」に「米国内の格差」を寄稿しており、なかなか興味深かったので、これについて少し。1米国内の格差最初に記事の内容を紹介すると大体以下のとおりです。1974年から2007年までの間に米国の格差は拡大したが、それを覆い隠していたのは、女性の社会進出に伴い所得源が2つある家庭が増えたことや、サブプライムローンなどの低所得者向けの住宅ローンの存在。