全国427スクリーンの公開で、初日2日間で動員39万102人、興収5億334万2,450円という大ヒットスタートを切った三谷幸喜監督作『ステキな金縛り』がぶっちぎりで初登場首位を獲得した。2008年の『ザ・マジックアワー』の最終興収が39億2,000万円、2006年の『THE有頂天ホテル』最終興収が60億8,000円と、近年の三谷映画は確実にヒットを計算できるブランド的な作品として観客の間に定着してきたと言ってもいいだろう。また、文化