北海道・砂川にある小さな町の書店が、各方面から脚光を浴びている。店主が応募者に1万円分の本を選び、発送するシンプルな「一万円選書」が幾多のメディアで紹介され、いまや全国からの応募者が3000人待ちという人気ぶりだ。見知らぬ客一人ひとりにとっての「いい本」を、店主の岩田徹氏(67歳)は何を手掛かりに選ぶのか。▼愛読書を聞かれた■名物書店の主が伝授「自分に合った一冊の見つけ方」父が始めたこの書店は、昔は繁盛