あるとき娘の学校へ行くと、どこからともなくこんな声が聞こえてきました。 「おい、信長~」 ほう。そんな名前の子がいるのか、と思ったのもつかの間。 「何?」 返事をしたのは目の前にいた我が娘だったのです。え、信長って、あなただったの……。根っからの織田信長好きが高じて、いつしか自分自身が「信長」と呼ばれていた娘。そんな彼女には数年前からどうしても行ってみたい場所がありました。