【アプリ】「スペランカー」「R-TYPE」ネオジオ作品も! 懐かしの名作&迷作ゲーム5選

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ここ数年、往年のゲーマー達の懐古心をくすぐる懐かしの名作ゲームがスマホアプリとしてリリースされています。そこで今回は、そんな名作&迷作ゲームの数々を当時の思い出を振り返りつつ紹介していきます。

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■小さな段差が命取り! 史上最弱の主人公が活躍する地底探索ゲーム
『まいにちスペランカー』

1985年にファミコンソフトとしてリリースされ、大ヒットを記録した地底探索アクションゲーム『スペランカー』のスマホ移植版。

このゲーム、何がすごいって主人公が些細なことですぐに死ぬんです。

移動のために少しジャンプしたら即死、階段を降りたら即死、小さい溝にハマったら即死……。「もうオマエ探検家やめちまえ!」と叫びたくなるぐらいに主人公が貧弱なんです。

さすがにスマホ版では難易度が調整され、やや遊びやすくなってはいますが、それでも理不尽過ぎるゲームシステムは相変わらず。油断をすると即死です(笑)。

当時のトラウマを思い出したい方はプレイしてみてはいかがでしょうか?

■ネオジオの一時代を築いた2D格闘ゲーム!『THE KING OF FIGHTERS '97』

「ネオジオ」や「セガサターン」「プレイステーション」など、数多くの家庭用ゲーム機でリリースされた対戦型格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS '97』の移植作。

3人1組のチームとして戦うおなじみのバトルシステムはもちろん、当時のハードを思い出させる絶妙な粗さのグラフィックまで再現されていて懐かし過ぎます……。

ネオジオ版では隠しキャラだった'94verの草薙京や覚醒verレオナが隠しコマンド入力なしで使えたり、Bluetoothによる2P対戦に対応していたりと、スマホ版ならではの新要素も満載! ただし、家庭用ゲーム機のコントローラーで腕を磨いたゲーマーにとっては、スマホ版はかなり操作しづらい印象を受けます。

物理キーで遊んでいたころの感覚で遊ぶと思いのほか動けなくてスマホを床に叩きつけたくなるので、そこらへんを寛容に受け入れられる方はプレイしてみてください。

■世界中で大ヒットしたシューティングゲームの元祖!

1978年に登場し社会現象にもなった『インベーダーゲーム』。言わずと知れたシューティングゲームの元祖です。さまざまなタイトルに影響を与えた『インベーダーゲーム』ですが、iPhoneではオリジナル版が遊べちゃうんです!

当時、喫茶店などで必死にプレーした人も、名前は知ってるけどやったことはないという人も、ぜひ一度プレイしてみましょう。

オリジナル版ということで、あの“名古屋撃ち”も再現されています! これはバグを利用したワザの一種で、敵を最下段まで引きつけておいて高得点をゲットするというもの。ゲームにおける裏ワザや攻略といった用語が生まれたのも、このゲームが先駆けです。

なおAndroidにも、この「スペースインベーダー」を元にしたゲームがたくさんそろってます。Google playで「インベーダーゲーム」で検索してみてください。

■「溜め撃ち」の爽快感はやはりコレ!うにょうにょぐにぐにの敵を吹き飛ばせ!
『R-TYPE』

横スクロールのシューティングゲームの金字塔、「R-TYPE」は、1987年にアーケードゲームとしてゲームセンターに登場しました。

このゲームのポイントは、何と言っても敵キャラのキモさとボタン長押しによる「溜め撃ち」の爽快感。そして自機「R-9アローヘッド」のカッコよさですね。最近になってプラモデル化されたくらいですから、ファンは多いのです。

戦闘機タイプやロボットタイプの敵キャラもなかなかカッコいいデザインですが、画面内をグニョグニョ動き回るエイリアンっぽい敵キャラが秀逸。ショットボタン長押しでインジケーターを溜め、指を離すと一気に敵を殲滅する溜め撃ちでそいつらを吹き飛ばすのが快感なのです。着脱可能な武器「フォース」も頼もしい相棒ですね。

自機のパワーアップは簡単でパワーアップした武器も超強力ですが、このゲーム、敵の登場方法がクセモノ。画面の四方八方から突然現れて逃げ場なく撃沈というプレイを繰り返し、敵の動きを覚えるしかありませんでした。特に3面の巨大戦艦を初めて見たときは、画面にまったく収まっていないその巨大さに呆れたものです。

スマホ版は、そんなアーケード版をかなりの精度で忠実に再現。敵キャラの登場タイミングや動きを見ただけで、懐かしくて涙が出ますよ。そうそう。音楽もしっかり聴いてプレイしたいですね。

■泡はき怪獣バブルンとボブルンの活躍はこのゲームから始まった!
『バブルボブル ダブル』

1986年にゲームセンターに登場した、TAITOのアクション面クリゲー。各ステージに登場する敵キャラを口からはき出す泡に閉じ込め、泡を割ってやっつけるとステージクリア。今では派生ゲームの「パズルボブル」のほうが有名になってしまいましたが、オリジナルはコチラです。

単純に見えてなかなか奥が深く、ゲーセンではいかに速やかにクリアするかにギャラリーの注目が集まりました。そのため、面によってはゲーム開始からノンストップでクリアするのが定石となっていました。iPhone版はアーケード版と同じ正方形の画面ですが、バーチャルジョイスティックで、敵キャラの動きが微妙に違うこともあって、思うようにいかないかもしれません。

でも軽快な音楽と、何を考えているかわからない憎めない敵キャラたちは健在で、一生懸命画面を動き回っています。個人的にはウォーターバブルに流されていく無抵抗な姿が好きです。

iPhone用に移植された「バブルボブル ダブル」は、アーケード版と同様の「CLASSI STYLE」のほかに、タップして近づく敵を倒す「NEW STYLE」の2つのゲームが用意されていますよ。